わっしょいわっしょい三本目!
今回はオススメされたトレインスポッティングだよ!
これはマジで面白かったです。こういうイカれた奴らがはっちゃける内容は大好きですっ。
ストーリーは、ドラッグ中毒のレントンを中心したものです。レントンの仲間は皆ドラッグに明け暮れています。
そしてレントンはヘロインに体をおかされ、リハビリをするも結局断念。そんなことをしているうちに、仲間の赤ちゃんが餓死してしまいます。
それからレントンはドラッグを止めてロンドンに行ってまともに仕事をやります。
んがしかしっ。ベグビーというちょっとイッちゃったやつがレントンの家に居着いてしまいます。それだけじゃなくタバコを買って来いとか競馬を買って来いとかやりたい放題。
そんなある日、レントン達は莫大な量のドラッグの取引をやります。それはベグビーでさえ気をもむほどの取引。
取引当日、レントン達はなんとか取引を終えます。そして莫大な金を手に入れます。皆は大喜びします。しかしそれもつかの間、酒を飲んでいる時にベグビーが酒場で派手に喧嘩をしてしまいます。
その日、レントンはずっと良いようにされていたと言わざるをえないベグビーの寝ている隙をついて、ベグビーのカバンを盗んで、仲間を裏切り一人逃亡します。根は良いと評価しているスパッドにだけ、お金を残して。
普通に面白かったです。何よりカッコイイ。
ドラッグで荒れてる様子が生々しく描かれていて、それがいちいち脳細胞を刺激してきます。
映画というのは目と耳で感じるものだけど、この映画は脳みそに直接ダメージをあたえるような、そんな衝撃がありました。
ただヤクをやっているわけじゃない。結局は皆、孤独を隠し必死に強がっているだけなんじゃないかと思いました。
やはり言葉のセンスや人の仕草は素晴らしいと思いました。「こんなの日本の映画にはねぇよなぁ」みたいな。
生々しい映像と、そこまでやるかというほどの演出は本当にリアル。
レントンは自分のことをワルだと言ってましたが、俺には一番常識人に見えました。
ベグビーは、高校生に例えるとしたら、喧嘩しまくりで誰からも不良と言われるような存在だけど、そんな自分が嫌でしょうがない。そんな感じに見えましたが、それは俺の見当違いでしょうが。
とにかく孤独を殺して見えないどこかに突っ走る。そういう姿が生々しく描かれていて素晴らしかったです!
青臭さも純粋さの欠片もない。そういう映画、大好きです。
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