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もほもほ十五本目! この映画は面白いぞー! こういうカッコ良いワルは本当のワルだしカッコいいと思います。とことん走り続けるこの映画の登場人物たちの姿は、調子こいて騒ぎだてる事が不良でカッコいいと勘違いしてるレベル低い日本の不良ぶってる高校生に見せてやりたいですね! アウトサイダーの登場人物たちは”ぶってない”んです。自分に正直です。 舞台はオクラホマ。ここでは貧乏な若者が集まっている「グリース」と、金持ちの若者が集まっている「ソリッシュ」という団体が対立しています。 ポニーボーイは両親を失い兄と暮し、ジョニーは両親が嫌い。そしてダラスは施設帰り。この三人はドライブシアターに行き、そこでダラスはチェリーという女にからみます。チェリーはダラスを嫌いますが、ポニーボーイとジョニーには好意を持ちます。 しかし、チェリーはソリッシュの仲間でした。帰りにチェリーの仲間に会い喧嘩になりそうになりますが、チェリーのおかげでなんとか喧嘩にはなりませんでした。 しかし、そのあとポニーボーイとジョニーは公園でソリッシュのメンバーとはちあわせてしまいリンチにあいます。そしてポニーボーイは噴水の水に顔を突っ込まれ危険な目にあうのですが、助けようとしたジョニーがソリッシュのボブを殺してしまいます。 二人はダラスに助けをもとめ、ダラスの助言通りに教会へ逃げ込みます。二人は教会でしばらく隠れて過ごします。そしてダラスが迎えに来て車でふらふらしていると、なんと教会が火事になっています。教会にはたくさんの子どもたちがいました。 三人は燃える教会の中に突っ込んでいき、子どもたちを助けますが、ジョニーは重傷を負います。 ジョニーは病院にはこばれ死にたくないと嘆く。そして、グリースとソリッシュの決闘の日は近づいていました。 しかし、ソリッシュのランディは、三人が火事の中に突撃して子どもたちを全員無事に助けて英雄になっていることに、戸惑いを隠せません。そしてポニーボーイと本音を語り合います。 そして決闘当日が訪れます。武器はなし。あるとすればそれは素手だけ。まだ病院にいるはずのダラスも駆けつけてグリースとソリッシュの決闘が始まります。 そしてグリースはソリッシュに勝利します。 ですが、ジョニーはその後死んでしまいます。ただ、ジョニーは火事から子どもたちを助けたことは後悔していない。 ダラスは戸惑い、はずみで強盗をして逃げてしまい警察に射殺されます。 そしてポニーボーイは、ジョニーからの手紙を読みます。 ステイゴールド。黄金の日。この言葉がアウトサイダーの全てです。 面白かったです! つーかマジでカッコ良い! これはシビれますね。 決闘のシーンは最高でした。日本でこんなにカッコ良い喧嘩のシーンは見た事ないですよっ。アウトサイダーを見たら、いかに日本の映画やドラマの喧嘩や暴力シーンがしょぼくてあさはかなのか分かります。 そして、登場人物はみなワルだけど性格は良いと思います。ポニーボーイはそもそも不良系じゃないしジョニーは弱気。完全なワルはダラスくらい。兄たちだって、家に遅く帰ってきたポニーボーイを殴りますが、火事から無事に帰ってきたあとは、兄弟三人抱き合います。 友達を助けるためにやむをえずボブを殺したジョニー。居場所がないポニーボーイとジョニー。空回りするダラス。そしてチェリーという女。なによりグリースとソリッシュの対立。そして、色あせる日々。 全てが素晴らしいです。これは不良映画ではなく、とても純粋すぎる青春だと思いました。みんなやってることは決して純粋ではないけど、でもやっぱり純粋。 黄金の日は色あせません。ただ、大人になったら色あせてしまうかもしれません。 やっぱり青春モノは、どんな小説でも映画でも、みんな必死に生きてます。誰かが死んでしまっても、頑張ってるんです。 ただ、最近の世の中でここまで頑張ってる人って、いるでしょうか。 PR |
アウトサイダーは良いよね。
カッコイイ!! |
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