もっはもは8本目! あー明日学校だ。
今回は超有名作品である「禁じられた遊び」ですよー!
舞台は戦時中のフランス。ドイツ軍に爆撃をうけるなか、ポーレットは両親と一緒に逃げ惑います。
しかし、胸に抱いていた愛犬が逃げてしまい、ポーレットは犬を追いかけます。焦った両親はポーレットをおいかけるのですが、両親は爆撃にあい死んでしまいます。
ポーレットは助かりますが、行くアテもなくふらふらします。そんな時、農家の息子であるミシェルと出会います。ミシェルはポーレットを家につれていきます。
家の人達はとても裕福とはいえませんが、両親を失ったポーレットを家においてあげます。
そしてポーレットはミシェルに愛犬のお墓を作ってほしいとたのみます。
ポーレットの願いをかなえるためにミシェルはお墓をつくります。それから二人のお墓作りという遊びがはじまります。
ミシェルはいろいろなところから十字架を集めます。そのうち、死んだ兄の霊柩車からも十字架を盗んでしまいます。
父親に追及されても「隣の家のやつがやった」と嘘をつきます。ミシェルの嘘を信じた父親は隣の家の人と大げんかしてしまいます。
しかし、教会の十字架を盗もうとしていたミシェルをみていた神父は、喧嘩する二人をみかねて犯人はミシェルだと告げます。
ミシェルは逃げ出します。そのうち、警察がポーレットを孤児としてひきとりにきます。
ポーレットはつれていかれ、ミシェルは十字架をかえすことをせず、動物たちが埋められたお墓から十字架をっひっこぬき、全て川に捨てます。
ポーレットは教会で、ミシェルと母親の名前を叫びながら雑踏の中に消えていきます。
そこそこ面白かったです。ただ、なーんか物足りなかったです。
ストーリーはちゃんと頭にはいりました。ただ、なんかだらだらとした流れで、物語に起伏がありませんでした。
でも内容は深いですね。お墓を作るというのがかなりキモですよね。
とにかく「死」を描いた物語です。大人たちの戦争で両親を失い愛犬も失う。二人がお墓作りに没頭したのは現実逃避かもしれませんし、精一杯の気持ちだったのかもしれません。
お墓を作るという遊びは、いろいろな解釈があると思います。
でも、自分には心にくるような物語には感じませんでした。これは一度観ただけでは、深く納得できる映画じゃないのかもしれません。もしくは肌に合わなかったか。それとも、俺の理解力がないだけなのか。難しい。
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