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ほいほい二本目! 今回の映画は「殺人ゲームへの招待」ですっ。これはめちゃくちゃ面白かった! 舞台はニューイングランドの洋館。この館に6人の人間が集められます。 この6人は同じ手紙をもらって集まり、そして何らかの形で政府に関係している人達です。 そして6人を集めた執事のワーズワースとメイドのイビット、調理人を含めた9人は、殺人ゲームへと巻き込まれていきます。 なんといいますか、トリック自体は別に驚く程のものではありません。次々と現れる客人が殺されるのはなかなかスリルのある展開でしたが、客人たち含めて「6人の人間が殺される」という時点で、あぁ多分犯人は全員なんだろうなぁと分かりましたし。 しかしっ。画面にかじりついてしまうような演出が素晴らしかったです。一応これはコメディ・ミステリーらしいですが、確かにコミカルな登場人物達の動きや言葉が面白くて面白くて。 部屋が停電になっている間に一人死ぬ。そして調理人もいつの間にか死んでいた。でも俺達は全員一緒にいたじゃないか! と慌てながらも死体を居間に集める。 そして一人の女がトイレに行っている間に、なんと死んだと思った男がその女を襲っていた。これは異常事態です。しかしその男、次は本当に死んでしまいます。んでまたその男を居間に戻して息がないことを確認したあと、「死体が二体! 異常無し!」という台詞を言うのですが、それには笑いました。 本当にスタイルはガチガチの館ミステリものなんです。「全員行動を共にしているのに人が死ぬ」、「館に起きる殺人事件」、「全員動機アリ」、「秘密の通路」などなど。 でもそれらが全てコミカルに、また面白く描かれていて、ミステリ好きとしても映画好きとしても楽しめました。 登場人物一人一人が個性的で、それもまたストーリーに味をつけていました。 俺は執事のワーズワースが気に入りました。あとはメイドのイビットかなぁ。 そして本作で一番注目すべき点は、なんとエンディングが複数あるということ。見方や考え方によって結末が変わるというのは面白いですね。でも一応真のエンディングみたいなのもあって、ちゃんとスッキリすることができると。 ミステリ自体はベタですが、なんだか「ベタと言われるミステリを作り上げた」ような作品だと思いました。これはマジでオススメ映画! ってことで二本目を終わります。あと九十八本。 PR |
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