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舞台は山形のど田舎の高校。 ある日、吹奏楽部は野球部の試合の応援をするためにバスで遠征する。 しかし、弁当屋が学校に到着するのが遅れてしまう。そして、授業をサボりたいという理由だけで、落ちこぼれクラスの女子生徒たちは弁当を運びに行く。 しかし、途中で弁当を1個勝手に食べるわなんやらで散々。挙句、吹奏楽部は運ばれてきた弁当を食べて食中毒になってしまう。 そうなると、次の試合で吹奏楽部は応援出来なくなり野球部の士気が下がってしまう。 ということで、落ちこぼれの十三人の生徒達は補習をサボりたいがためにピンチヒッターとして演奏を始めるのだが……。 落ちこぼれ達が、ジャスバンドの魅力に目覚める青春物語! 良い映画ですね、これは。 最初は「あと一週間以内に演奏を完璧にする」というストーリーを軸にしていくのかぁ。でも一週間は現実的にもストーリー的にも無理じゃね? と思ってたけど、そこからが良かった。 最初は嫌々やってたみんなも徐々に演奏の魅力にとりつかれ、まとまりが出てくる。そして本番を楽しみにしていたところで、なんと吹奏楽部が食中毒から復活する。 せっかくやる気を出したのにお払い箱。そして物語は一気に飛んで二学期になる。 落ちこぼれが這い上がり、また落ちる。でも一部の人間の努力によってまたみんながまとまる。その展開が良かった。 俺に必要なのは、この映画みたいに「ダメな人間をもっと掘り下げる」ことだと思う。どうも、俺は登場人物を完璧だったり、良い人にしたがる。 でも、大事なのは「自分が生理的に受け付けないようなキャラをとことん書く」ことだと思う。それができれば、色々なものが変ると思います。 PR |
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