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もほもっほ三十八本目! これは外国のヴェネチア国際映画祭に出品された作品で、なかなか深い内容らしいので観てみました。 このブログでアニメ映画をレビューするのは始めてです! ちなみに原作は、時をかける少女を書いた筒井康隆です。 とある研究所で、人の夢を共有できるDCミニが盗まれてしまいます。それを悪用して他人の夢に入り込むという事件が発生します。 一度夢に介入されると体もシンクロしてしまい、命に関わる問題でもあります。 そしてセラピストである千葉敦子は、他人の夢のなかに入り込み、「パプリカ」という夢探偵として時間を解決するのですが、事件の全貌はとてもおそろしいものでした。 なんというか、大まかなストーリーはちゃんと分かったんです。 ただ、ストーリー、流れ、展開は分かっても、あまりにもセリフとヴィジュアルが独創的かつ抽象的で、たまに戸惑ってしまうところがありました。 でも、圧倒的な独創力ある物語と登場人物の掛け合いは素晴らしかったです。 ちょっとカルト的な内容もあって、それが恐ろしさを増長させてる、みたいな。 で、この映画で一番感動したのはとにかくビジュアルです。あれには圧倒されました。 夢を犯されてラリった人たちが、屋上に並んで同じポーズをとりながら地上に落ちるシーンとか、パプリカと所長がしんみりしながら話しているとき、画面右の窓に血だらけの手が伸びてきて、手についた血が窓にべたーっとついてるのに、ふたりとも気づかないで会話を続けてたり……。 なにより、パプリカがベッドに縛り付けられているときに、小山内がパプリカの体に手をぐにゃっとつっこんで、そのまま体をぐわーっとえぐって、最後に顔を引っ張って、パァンとはじけて、するとパプリカの体の中から敦子の体が出てくるシーンはビビりました。 夢の中のパレードのシーンは言うまでもなし。 いろんな意味で斬新かつ深い内容でした。新しい映画というものを観れた気がしました。 PR |
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