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はふはふ三十五本目! レンタルビデオ屋の店員であるウォレスは、弟に誕生日の祝いをもらうために、わざわざ自分から出向きます。 久しぶりの再会ですが、弟のジェイムズは大切な商談があるので、兄にかまってる場合じゃありません。 しょうがなく、兄を三時間半、演劇体験ゲームに参加させておくことにします。ウォレスは役者志望だったため、軽々とその話に乗ります。 しかしウォレスは、間違ってイギリスの諜報員の電話を受け取ってしまい、その電話を演劇の芝居だと思い込み、諜報部に諜報員と思われているのに気づかずに、彼だけが芝居だと思い込み、サスペンス満載の三時間半を、一人だけ必死になって演じていくのです。 勘違いの物語です。 まわりの人間は、全員ガチで必死になって、拳銃を手にして野望を叶えるために動き回っているのに、中心人物であるウォレスは芝居だと思い込んでる。 目の前に死体があっても、名演技だと思い込み、実弾をぶっ放しても気づかない。誘拐されても芝居だと思い込み、運よく逃げ出したり……。 とにかく強運を味方に、ウォレスは芝居を続けていく。それがとてもコミカルで、面白かったです。 PR |
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