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のひゅのひゅ二十五本目! 刑務所に行くことを嫌ったマクマーフィーという男が精神病院に入院してきます。 マクマーフィーは、規則だらけで婦長が決めたルールによって縛られている閉鎖的な病院生活で、自由を勝ち取りみんなを統率し、圧倒的な反抗を見せていきます。 ワールドシリーズを見たいがために多数決をとったり、海に行って遊んだり、とにかく奇抜なやり方ですが自由を求めて婦長と戦います。 しかし、ある日婦長を怒らせてしまいます。なんとマクマーフィーたちは女友達を連れ込み、夜中に酒を飲みダンスを踊り、やりたい放題暴れるのです。 そのせいでマクマーフィーは特殊な手術を施され、言葉も喋れず動けず廃人のようになります。 そして患者のチーフは、そんなマクマーフィーを窒息死させ、彼が持ち上げることの出来なかった水飲み台を窓に放り投げ、派手に割ってしまうのです。 面白かったです。 この映画は、ラストでチーフが窓をぶち破るために作られたようなものだと思いました。 マクマーフィーは、序盤で重い水飲み台を持ち上げられるか、無理なのか賭けをします。しかし彼は持ち上げることができなかった。 でも、持ち上げることができたら奇跡が起きると、マクマーフィーは言っていたのです。 だからチーフは、水飲み台を窓に放り投げて割るのです。その意味をいちいち言葉に出すのは野暮でしょう。 単純に言えば「閉鎖的な居場所から自由を勝ち取る」というものですが、ただ規則だらけの病院に反抗するだけじゃない。だってそんなシンプルな理由だけだったら、窓を割ることに意味は見いだせません。 彼ら全てには自由というものに深い意味があり、病院からの脱出もそうですが、人生からの脱出もしくは自由、苦しみからの逃亡。色んな意味が込められているから、窓が割れることには意味があるのです。 ラストはとにかく必見です! PR |
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