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はふん。五十五本目。 十一歳のジェスは、貧乏な家に住み両親は口うるさく、学校ではイジメられるという満たされない日々を送っていました。 唯一の取り柄は絵を描くことくらい。でも、生意気な妹は自分のスケッチブックにイタズラ描きをするし、楽しくもなんともない毎日が過ぎていく。 そんなある日、レスリーという少女が隣に引っ越してきます。 ジェスとレスリーはすぐに仲良くなり、家の近くにある森へ毎日遊びに行き、そこで小屋を造ります。 二人だけの秘密基地で二人は楽しい時間を過ごしました。 そしてジェスとレスリーは、この森を「テラビシア」と名付け、妄想の国を作り上げます。 襲いかかる巨人や喋る鳥。それはあくまでも妄想にすぎません。二人はあくまでもつまらない日常を生きていて、このファンタジーな妄想は現実にはなりえません。 でも、二人にとってテラビシアは永遠なのでした。 しかし、レスリーはある日、森の川で溺れて死んでしまうのです……。 良いファンタジー映画でしたね。 ジェスとレスリーは日常を送っているだけのですが、森にいる時は素晴らしい想像力によって巨人を生み出し敵を作り、時には味方となるハチの兵士と一緒に戦います。 森にいる時だけが満たされていました。 学校では、トイレの前に陣取り通行量をとる女はいるし、ジェスの父親はガミガミうるさいし……。 でも、森での生活によって、二人の日常は徐々に素晴らしいものになっていく。 普通の日常とファンタジーのお話ではなく、日常と妄想っていうのが面白かったです。 PR |
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