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【2024/04/25 20:56 】 |
五十本目「翼をください」


わっしょいわっしょい50本目!
ペース遅いけど、なんとか折り返し地点だよー!
この映画は面白かったなぁ。

母親をガンでなくしたメアリーは、寄宿学校に入学します。生徒は全員女子。
メアリーは心を閉ざしていましたが、同室にいるポーリーとトリーの明るさのおかげで心を開いていき、すぐに学校になじんでいきます。
ポーリーは教師に反抗したり、三人とも親のことで悩みを持っていますが、それでも三人は良くも悪くもそこらへんにいる学生らしく学校生活を過ごしていきます。
しかし、ある日ポーリーとトリーがベッドで抱き合っているのを目撃してから、メアリーの平和は崩れます。
実際に起きた話を実話にした学園モノです。

面白い! 面白いよこれは! 名作だよ! なによりメアリーが可愛い。
今書いてる小説に「刺」がほしくて、「そもそも刺ってどういうものなのか」というのを頭にずっといれながら見ていました。
で、結果的にこの映画を見て刺の意味が分かった気がします。
どんな映画や小説でも、ストーリーをかなりざっくりと短く説明すれば、「へぇー」としか言われなくても、実際に観たとき心がドスっと動かされるのはやはりこの刺があるかないかが鍵になる。
この映画では、若者の女の感情が尋常じゃないほどに出ていました。
ただ思っていることを言葉で言うだけじゃなく、たとえばポーリーなんか、ガラスの破片でメアリーの手を刺して血を出させ、自分の手も破片で刺す。
そして血が出ているお互いの手をべったりとこすりあわせるとかね。
あと、ポーリーがトリーを思う気持ちはまさに病的。
あそこまで描かれると確かに心が動かされて「すげぇなこの映画、おい」と思えます。

俺の書く作品には、そういう意味での刺が足りない。
この映画くらいの刺が書けるように頑張りたい。

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【2010/09/07 23:02 】 | 未選択 | コメント(0) | トラックバック()
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