もほもほ十九本目! この映画はいまいちわかんなかった!
物語はとある老人の回想で始まります。
老人は生まれてすぐ、病院が火事になり、そのどさくさにまぎれて隣の家の人に持って行かれてしまいます。つまり、すりかえられたのです。
そのせいで幸せな人生を奪われてしまったと思い込んでいます。
子どものころは、隣の家のアレフレッドは立派なおもちゃで遊んでいるしいじめてくるし、散々な目に合います。しかもアレフレッドの家の依頼で空に飛び立ったパイロットの父親は戻ってこない。
老人トマが唯一信頼していたのは姉のアリスだけ。
そして二人は、なんとアレフレッドの家を放火してしまうのです。それだけじゃなくアレフレッドの店で万引きするなどやりたい放題。
青年になったトマは、偶然アリスに似た女を見つけ付き合うようになります。しかし、その女はなんとアレフレッドの妻であることがわかります。
そして実業家になったアレフレッドは、なんと殺し屋に暗殺されているという噂を聞きます。
殺し屋より先にアレフレッドを殺すため、老人トマは拳銃を手に持ちます。
なんか古すぎて独特すぎて、ピンとこなかったです。ストーリーは追えるし理解できるのですが、どこがどう面白いのか自分にはいまいちわからなかった。
なんていうか、これはもっと年をとらないと分からない映画だと思いました。
物語の面白さもそうですが、人生をある程度生きて、ある意味で何かをさとってしまった人の後悔、憎しみ、他人を羨む気持ちを理解できないと、分からないような。
物語は頭に入ってるけど、「なるほど」と思えないというのが、また味があり深いと思いました。
10年後くらいにみたら、感想は変わるのでしょうか。
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