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わっしょいわっしょい50本目! ペース遅いけど、なんとか折り返し地点だよー! この映画は面白かったなぁ。 母親をガンでなくしたメアリーは、寄宿学校に入学します。生徒は全員女子。 メアリーは心を閉ざしていましたが、同室にいるポーリーとトリーの明るさのおかげで心を開いていき、すぐに学校になじんでいきます。 ポーリーは教師に反抗したり、三人とも親のことで悩みを持っていますが、それでも三人は良くも悪くもそこらへんにいる学生らしく学校生活を過ごしていきます。 しかし、ある日ポーリーとトリーがベッドで抱き合っているのを目撃してから、メアリーの平和は崩れます。 実際に起きた話を実話にした学園モノです。 面白い! 面白いよこれは! 名作だよ! なによりメアリーが可愛い。 今書いてる小説に「刺」がほしくて、「そもそも刺ってどういうものなのか」というのを頭にずっといれながら見ていました。 で、結果的にこの映画を見て刺の意味が分かった気がします。 どんな映画や小説でも、ストーリーをかなりざっくりと短く説明すれば、「へぇー」としか言われなくても、実際に観たとき心がドスっと動かされるのはやはりこの刺があるかないかが鍵になる。 この映画では、若者の女の感情が尋常じゃないほどに出ていました。 ただ思っていることを言葉で言うだけじゃなく、たとえばポーリーなんか、ガラスの破片でメアリーの手を刺して血を出させ、自分の手も破片で刺す。 そして血が出ているお互いの手をべったりとこすりあわせるとかね。 あと、ポーリーがトリーを思う気持ちはまさに病的。 あそこまで描かれると確かに心が動かされて「すげぇなこの映画、おい」と思えます。 俺の書く作品には、そういう意味での刺が足りない。 この映画くらいの刺が書けるように頑張りたい。 PR |
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はーふはふ四十九本目! そういえばこの映画、よくゲオにおいてあった気する。 ハロルドは、毎日さえない生活を送っていました。 歯磨きは七十二回、会社までの道のりはいつも同じ歩数。そんな数字だらけで計算しているつまらない日々。 ある日、そんなハロルドの頭に女の声が聴こえてきます。 気のせいじゃない。間違いなく女の声が聴こえる。しかも、まるで自分の生活をナレーションしているかのように。 それからハロルドの日々は変わっていきます。 どうやら、女の声は自分の生活を忠実に話しているらしい。ナレーションの声は現実になる時もある。 彼はヒルバート教授に相談し、自由に好きなように生活すればいいとアドバイスされます。 ということで、ハロルドは始めて有給休暇をつかい会社を休み、昼間から映画を観に行ったりします。 そうしているうちに、彼はネクタイを綺麗にしめることもなく、だんだんと「人間らしく」なっていきます。 そして知り合ったパスカルという女と恋に落ちて、人生はよくなっていく。 しかし、ナレーションの声の主に会ってから、ハロルドは一転「最後には死んでしまう」という逃れられない運命と立ち向かうことになってしまいます。 面白かったです! ナレーションが頭に聴こえるってのが面白いですね。 そして数字だらけの生活、そしてスランプに陥る小説家が実は声の主で、二人がとてもうまくリンクされている。 腕時計というアイテムが伏線になり、物語に非常に絡んでくるのもいい。 これまでつまらない人生を過ごしていたのに、人生は楽しい。死にたくない! と思えるようになったハロルドの成長というか気持ちの変化が良かったですね。 分かりやすくて、入り込める映画でした。 |
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こ、この映画……。 おもしろすぎるやんけーっ!(山に向かって叫びながら つーかキャメロン・ディアスの発狂的な演技がすげぇ。キャメロンさんマジでハンパないっす……。 結婚式を目前にひかえたカイルは、ロバート、アダム、マイケルたちと一緒にバチェラパーティーに向かいます。 ちなみにバチェラパーティとは、結婚をひかえた独身の人たちが集まって、まぁそれはもうどんちゃん騒ぎすることです。 カイルたちはパーティのためにラスベガスへいきます。しかし、妻のローラはそれを良く思っていない。彼女は結婚式に命をかけています。 そしてホテルで麻薬をやりラリったように騒いで、用意しておいた娼婦まで登場する始末。 しかし、娼婦とエッチしてたマイケルが、最中にあやまって娼婦を殺してしまいます。 事故とはいえ、警察に言うわけにはいかない……。 混乱する中で警備員がやってきて、彼にも見られてしまう。 そして、なんとロバートが警備員を殺して、ふたりを砂漠に埋めてしまいます。 しかしアダムが自主すると言い出したり、マイケルがおかしくなったりロバートはイカれた殺人鬼になりはてるしカイルは妻の結婚式の話を延々とされ続け……。 イカれたブラックコメディの真骨頂です! この映画、最初から最後まで登場人物たちが異常的にうるさいです。 よくそこまで声出せるな、というほどに叫び続けてます。娼婦を殺した時も車にのってる時もとにかく騒ぐ! そしてとにかくキャメロン・ディアスの演技がうますぎる。よくあそこまで我を忘れて暴れられますね。キャメロン・ディアスの演技には脱帽。 ブラックコメディは大好きですが、この映画はキテますね。ハンパない面白さです。 これは観るべき! ゼッタイ面白い! |
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いやぁ、この映画はキマすね。 |
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もみゅもみゅ四十六本目! なんかすんげぇ雰囲気の映画だった。 リーチェンが、チャラい感じのヨディに交際を求められますが断ってしまいます。 しかし、ヨディに時計を見ろといわれ、ふたりは恋に落ちていきます。 一分だけ、時計を見るだけです。 そしてヨディは、とある男から取り上げた養母のイヤリングをダンサーのミミに渡してしまいます。 ミミは、ヨディではなく彼の親友に惚れてしまうのです。 そしてリーチェンはミミの存在のせいで失恋して街をさまようのですが、ここで巡回中の警官と出会います。 恋が錯綜する中、ヨディは本当の母親に合うためにフィリピンへ向かうのです。 雰囲気がかなりシュールというか、あんまり観たことのない感じの映画でした。 で、ストーリーはちゃんと分かったんだけど、いざ書こうとするとなかなかうまく書き出せない。 ちゃんと書けないというのは、しっかりと理解していないということなのか。 まぁ、ヨディは良いキャラ出してましたね。なんか、ありきたりに女にガッつくかんじじゃないし、どの登場人物も欲望に溺れてる気はするけど、間違ってもラブコメみたいにはならない。 ただ、後半のあのアクションシーンは唐突でビックリした。個人的には好きじゃない展開だけど、そういえばこれは香港映画なのか。 こういう映画もあるんだなぁと想いながら楽しめました。 |
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ほふほふ四十五本目! 夏休みちゃんと観たよゴッドファザーっ! コルレオーネ家の屋敷で、ドンの娘の披露宴が開かれています。 しかし、書斎では友人とドンがなにやら怪しげな話をしている。 その友人は自分の問題をドンにぶつけて相談しているのです。しかしドンはその話を誠実に受け入れます。 そしてマイケルや恋人のケイ、ソニーなど多くの兄弟たちがいるコルレオーネ家はとてに賑やかであり、大きな勢力を持っています。 しかし、なんとある日ドンが狙撃されてしまうのです。 ドンが狙撃されコルレオーネ家は絆をしっかりともちながら危ない橋を渡り生きていきます。 でも、強い絆をつくるのはとても難しいこと。そして生きることだって簡単じゃない。 なんとか生き延びたドンは、ラストで孫と遊んでいるときに、倒れて死んでしまいます。 マフィアの絆を書いたおはなしです。 面白かったです。つーか、カッコいい! 俺はソニーが好きだったのに、銃でボロクソに殺されたのがショックだった。 で、ドンのために全力を尽くすコルレオーネ家の絆も良かった。 そして後半でどっかの村に逃げた時ぐらいから、なんか追い詰められてしまいましたが、そこらへんが個人的になんか良かったなぁ。 で、とにかくドンが男ですね。後半でなんかマフィアのボスが集まって話し合ってるシーンで言ったドンの言葉がカッコよすぎてね! ドンバンザイ! でも、ちょいとマフィアの力関係とか繋がりがいまいち理解できなくて、何回か観直してました。 良い映画なので、また年をとった時に改めて観てみたいですね。 |
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もひゅもひゅ不吉な四十四本目! 夏休みが終わった。ずっと書いてた原稿の執筆が終わったとたんに力が抜けて、ヤバイくらいに無気力状態。 サンフランシスコで、とあるロック歌手が殺されてしまいます。 そして刑事のニックは恋人を疑い、彼女を調べ始める。 なぜかというと、殺し方や現場が恋人の書いた小説と似ていたからです。 どうやら殺しにはアイスピックがつかわれているようですが……。 しかし、彼女の捜査しているうちに事態は混沌としていき、ニックと喧嘩した相手が翌日に銃で殺された、彼が警察に疑われたりして……。 有名だから観てみたけど、なんかエロかったです。 ストーリーは、なんか圧倒的だったかも。 色々な謎や人間関係が重厚に重なりあい、どんどんカオスになっていくみたいな。 でも、あまりにもぐちゃぐちゃと進んで、ちょっと入り込めなかったかも。 ラストは不気味でよかったですね。 とにかく分厚いストーリー。これは濃いですね。 |
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これはすげぇ面白い! フィンランドの映画で、カンヌなどの大きな賞をたくさんとった映画です。 この映画は、自分で作品を作るにあたってとても参考になりますよ。 とある男が、暴漢にバットで殴られて記憶を失います。その男は病院を抜け出して見知らぬ土地にふらふらとたどり着く。 男は記憶も金もなにもない。でも、親切な家族に助けられ、彼はその家族が住んでいる土地で過ごすことにします。 といっても住んでいる場所はボロいコンテナ。とても貧乏な生活を送り、救世軍から食べ物の配給をうける日々。 名前も身分証もなく、働くこともできない。 そんなある日、男は救世軍の女に恋をします。 彼の過去はどんな風だったのかはずっと分からないまま。でも男は過去のない人生を、新しい人間と共に過ごすのです。 いやぁ、これは面白いです! べつに凄いストーリーでもないし、どんでん返しだって特にない。 記憶喪失の話だと。「実はこんな過去があったんだ! な、なんだってー!」って感じのストーリー多いけど、そんなことはありません。ただ、奥さんがいて、奥さんとは喧嘩して離婚した事実があるだけ。 で、とにかくこの映画はセリフが最高なんです! カッコいいというかうまいというかやりとりが本当に凄い。 この映画は絶対に見るべきです! まさにこれが映画でしょう。 音楽もよかったです。とても完成された作品です。 |
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もほもほ四十二本目! うでがいたいよ~。 舞台は千九百七十二年のアメリカ。 脚本家であるリチャードは、処女作となる作品の上映後、パーティで見知らぬ老女に話しかけられます。 彼女はリチャードに、「私のところへ帰ってきて」と言い残し、海中時計を手渡してその場からさってゆきます。 この老女は誰なのか、その場にいた人間は全員知りませんでした。そして老女は、その日にリチャードの脚本を胸に抱いたまま息を引き取ります。 それから日がたち、執筆がはかどらず、編集者から逃げるように旅へ出ます。そして、とあるグランドホテルが目にとまり、そこに宿泊します。 そのホテルの部屋で、彼はとても美しい女の写真を見つけます。気になったリチャードはホテルの人間に写真の女のことを聞くのですが、どうやら千九百十二年にこのホテルで公演をやった女優らしいのです。 そして彼女のことを調べていき、名前や素性などがだんだんと分かってきます。 マッケナは千九百十二年以降活動をやめてしまい、そして千九百七十二年に死んだらしいのです。 そしてリチャードは、時間を超えてマッケナに会いにいくのでした。 なんとビックリSFです! なんかよくわからんうちに、リチャードが過去に行ってマッケナに会ってしまうんです。 まぁつまり、私の所へ帰ってきてと言った老女がマッケナだったのです。 で、それから短い間ですが、二人の切ない恋が始まり、そしてリチャードは最後に現代へ帰ってしまう。 俺はあんまり楽しめなかったけど、なんか一部では根強い人気があるらしいですね。 タイムリップものとしては、なんか物足りなかった気もする。タイムスリップといえば「時をかける少女」だけど、この作品はとても繊細で分かりやすく書かれていたけど、「ある日どこかで」はSFと恋が妙な感じで入り交じって、人を選ぶというか、色んな意味でコアな映画でしたね。 |
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もふんもふん四十一本目! ビリーは少年時代、ケイティーという従姉妹が好きでした。彼にとってはケイティーは青春のすべてだったのです。 しかしビリーが野球選手として活躍していたころ、ケイティーが自殺したことを知ります。 ビリーは完全に憔悴してしまい、ケイティーと一緒にいた夏の思い出の場所へと向かいます。 友達のアレンや、恋人だったロビン、そして野球にケイティーの遺骨。ビリーはいろんな思いを胸に、思い出を探す日々を送ります。 あの夏には確かにいたケイティーはもういない。遺骨の安置を任されたビリーは、遺骨を捨てる場所を探して旅に出ます。 甘酸っぱいね! せつねぇな! 少年時代に好きだった年上のお姉さんの面影を求めて旅にをする中年。野球選手としても落ちぶれているビリーには、少年時代のかけがえのない思い出しか残っていなかったんでしょうね。 親友のアレンが好きだったロビンとは、学生時代には奪ってしまった。アレンとはずっとのことがわだかまりになってたけど、中年になってやっとロビンの件が一件落着するってのもいい。 とても素朴で切なくて、まさに夏! って感じでよかったです。 音楽も良かったかなぁ。 |
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